193.ラベンダー・ラバンジン グロッソ
ラバンジン系ラベンダーについて
イングリッシュ(angustifolia)とスパイク(latifolia)の交配種で学名には×intermedia とつく生育旺盛で大型に育つ株が多く、幅広い葉に強いカンファー臭がある。長い花茎にイングリッシュより淡い〜明るい紫の花を咲かせる。開花はイングリッシュより一ヶ月ほど遅い。花つきよく多収量のため、営利栽培で切花や採油目的で作られる。
科名 |
シソ科 |
学名 |
Lavandula ×intermedia "Grosso" |
別名・和名 |
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草丈 |
50〜90cm位 |
花の色 |
青紫 |
開花時期 |
7〜8月 |
生命サイクル |
常緑低木 |
フランスのMonsieur Grosso氏によって改良され病気に強い採油用品種として世界で栽培されている品種。コンパクトにまとまる株で花穂は5〜7cmほど。ラバンジンにしては花色が濃い。香りはやや甘い。
耐寒性あり
耐暑性あり
薬用・料理・ティー・染色・クラフト・ガーデニング等の利用に向いている。
花を肉料理の臭みけしや風味づけ、ケーキやクッキーなどに焼きこむ。ドライにした花をお茶にする。安眠とリラックス効果があり、茎葉を混ぜてお風呂にもよい。殺菌や収斂効果もあり化粧品に使われている。ポプリを袋につめ、枕もとに置くと安眠を得られたり、シューズキーパーにすると防臭効果がある。生育早く丈夫なので花壇に最適。花色が濃いのでドライフラワー向き。
日当たり良く乾燥気味の土を好む。寒さ暑さに強く、容易に大きく育つのでとても育てやすい。湿気は苦手だがイングリッシュよりは適応力がある。