191.ラベンダー・イングリッシュ ボシスト
イングリッシュ系ラベンダーについて
イギリスに導入され様々な品種が作られて発表されたことからイングリッシュラベンダーと呼ばれることとなった。古くはスピカ(spika)ラベンダーと呼ばれたが、スパイクラベンダー(latifolia)と混同されたため、香りのよいイングリシュがベラ(vera)の名前になった。しかし混乱は続き、スピカとも呼ばれつづけ近年でアングスティフォリア(angustifolia)で統一されることとなった。細長い葉は灰色がかった緑で古くなると灰色が強くなる。最も用途が幅広く利用しやすい。
科名 |
シソ科 |
学名 |
Lavandula angustifolia "Bosisto" |
別名・和名 |
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草丈 |
40〜60cm位 |
花の色 |
薄紫〜青 |
開花時期 |
6〜8月 |
生命サイクル |
常緑低木 |
オーストラリアで作出された品種で19世紀に最も早いエッセンシャルオイルの製造者だったJoseph Bosisto氏の名前が付けられた。中型の株に長い花茎、5cmほどの長さの花穂。花色は淡いが丈夫で育てやすい。
耐寒性あり
耐暑性あり
薬用・料理・ティー・染色・クラフト・ガーデニング等の利用に向いている。
花を肉料理の臭みけしや風味づけ、ケーキやクッキーなどに焼きこむ。ドライにした花をお茶にする。安眠とリラックス効果があり、茎葉を混ぜてお風呂にもよい。殺菌や収斂効果もあり化粧品に使われている。ポプリを袋につめ、枕もとに置くと安眠を得られたり、シューズキーパーにすると防臭効果がある。生育早く丈夫なので花壇に最適。
日当たり良く乾燥気味の土を好む。高温多湿が苦手なので排水よく、庭に植えるなら盛り土をして植えるとよい。花が終わったら株を全体の三分の一ほど軽く刈り込む。